大津もの知りクイズ
大津市のいろんな分野で活躍されているプロの方たちから、
大津に関する知ってそうで知らない知識をシリーズでお届けします!
大津クイズの答え
【答え】 4.53番目
大津は、東海道や中山道、北国街道など、いくつもの主要街道が通り、交通の要衝でした。宿場町と琵琶湖の物資が集散する港町の機能を併せもった大津宿は、江戸・日本橋から京都・三条大橋を結ぶ東海道五十三次の53番目の宿場で、全ての宿場の中でも最大の人口を有し、大変にぎわいました。
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大津市・旧東海道・大津祭り
17世紀末、産業・貨幣経済が発展し、町人による都市生活が向上した元禄の時代、大津には百カ町があり、18,000人もの人々が住む大都市でした。豪華で高い文化水準であった町衆文化を伝える『大津祭』が発展したのもこの時期です。(大津祭りの詳細は「大津もの知りクイズ」Vol.6をご覧下さい。)京都から大津に入ってくる東海道は「八丁通り」と呼ばれ、大名の宿泊施設である本陣や庶民の宿である旅籠屋が並んでいました。札の辻で直角に曲がった東海道は「京町通り」と呼ばれ問屋が並び、一筋浜側の「中町通り」は日常品小売店としてしての商店街、もう一つ浜側の「浜通り」には物資を一時貯蔵する蔵屋敷が並んでいました。


安東広重の浮世絵『東海道五十三次・大津宿』にも牛車が描かれているように、大津に集積した物資は牛車に積み替えて運ばれていました。京都へ抜ける東海道では、牛車の通る車道と旅人が通る歩道が区別され、車道には『車石(くるまいし)』という溝の掘られた石が敷かれていました。現在の大谷、追分付近の旧東海道の改修工事の際にも、当時の車石が発見され、大津市歴史博物館前に復元設置されています。 旧東海道の車石
江戸時代、様々な物と人が行き交う大津の賑わい振りは『大津百町』と表現されました。昭和37年に住居表示が整理統合され旧町名は変更されましたが、自治会は今でも旧町内単位で運営されていますし、また、店舗付きの住まいだった町家も1600軒ほど現存、それを改修した趣のある飲食店が点在するなど、地域の生活の中には『大津百町』の文化が今もなお息づいています。 旧東海道

大津祭ちま吉・大津百町衆

最近は、学生が伝統に携わる活動も目立ちます。成安造形大学の学生が大津祭の特徴の一つ”ちまき”をモチーフにしたキャラクター『ちま吉』を誕生させたり、町家に龍谷大学生の地域活動拠点『龍龍(ロンロン)』をオープンし大津百町に関する講義を受けるなど、歴史と伝統を受け継ぎながら、これからの新しい大津の賑わいへつなげていく活動が、若い世代にも広がっているように感じますね。

もちろん、大津百町の主人公であった商売人からも、伝統を受け継ぐ意気込みが感じられます。『大津百町衆』は創業100年を越える老舗8社の若手経営者が、家業に個性と伝統を守りながら、大津百町の賑わいを現代に呼び戻そうと、旗揚げしたグループです。鮒ずしの阪本屋、和菓子の鶴里堂、漬物の八百与、麩の麩前商店、蒲鉾の大友、酒造の平井商店、お茶の中川誠盛堂、銘菓力餅の三井寺力餅、8社全てが”食”に関わる老舗です。大津百町衆ブランドを確立し広めようと、新商品開発・催事出店・ガイドマップ作成などを手掛けておられます

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大津もの知りクイズ クイズ出題者

 三井寺力餅本家
今回の出題者は、『大津百町衆』の一つ、創業明治二年の三井寺力餅さんです。京都から八丁通りを進むと琵琶湖に突き出した地形からか、『突き抜け』と呼ばれていた浜大津に変わらず店を構えておられます。

東海道の大津・札の辻(ふだのつじ)の茶屋などで旅人に愛されたという三井寺力餅を、代々受けつがれた伝統の技法で製造し、素朴な昔ながらの味を今に伝えています。
大津・浜大津「三井寺力餅本家」
三井寺力餅

大津百町は園城寺(三井寺)の門前町としても発展してきたのですが、寺には弁慶が比叡山へ引き摺り上げて傷をつけたと言われている「弁慶の引摺鐘」があり、その怪力にちなんで東海道を往来する旅人にお餅を売ったのが三井寺力餅の始まりだそうです。

一口大に切ったお餅を竹串にさし、秘伝の”みつ”をまんべんなく表面につけて、大豆・青大豆・抹茶のバランスの良いきな粉をタップリまぶした力餅は、香ばしく程よい甘さ、お餅もホワホワと柔らかく、滋賀県観光土産品審査会で一般消費者による人気投票ベストワンにも選ばれたほどです。

出来立ての力餅の味はまた格別なので、お店の喫茶コーナーで是非味わって欲しいですね。店舗2階には、江戸時代の庶民の芸術として人気のあった『大津絵』のギャラリーもあり、四代目高橋松山師の代表作・新作が無料鑑賞いただけるのでオススメです。

三井寺力餅は一切添加物を使用しないため、消費期限が製造日から2日となっており、お店の方も「お早目に」とお勧めされています。かつて東海道を行き来した旅人の気分で大津へお越しいただき、是非お店で召し上がって欲しい銘菓です。

三井寺力餅店内

三井寺力餅本家 【三井寺力餅本家へのアクセス地図】三井寺力餅本家への地図
〒520-0047 滋賀県大津市浜大津2丁目1-30
TEL:077-524-2689/FAX:077-525-8365

【アクセス】京阪「浜大津駅」より徒歩1分
【営業時間】7:00〜19:00 年中無休

◎三井寺力餅本家>> http://www.e510.jp/tikaramoti/


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