石山坂本線は、琵琶湖と緑の山並みの間に細長く連なる大津市の市街地を背骨のように縦断しており、世界文化遺産・比叡山延暦寺の門前町である坂本地区から、浜大津駅や三井寺周辺の中心市街地を経由して、紫式部ゆかりの石山寺地域に至ります。大津市内の観光スポットを訪れる観光客にとっても、また、車を運転できない高校生やお年寄りにとっても、なくてはならない交通機関となっています。それに朝夕は数分間隔で、昼間も近江神宮~石山寺間は7~8分間隔と頻繁に走っており、時間を気にすることなく利用できます。
京津線は、わずか7.5kmの路線の中に、地下鉄・急勾配・急曲線・併用軌道と、様々な要素を兼ね備え、日本で唯一『地下鉄』『登山電車』『路面電車』という3つの顔を持ち、さらに4両編成で走行する、全国でも珍しい電車です。浜大津駅~上栄町駅間では、車の交通量が多い市街地を、昔ながらの路面電車として、沢山の車と並んで運行しています。上栄町駅~大谷駅間は、急な坂道とカーブが続く難関“逢坂山”を越えて行きます。逢坂山付近には日本屈指の急勾配区間(61‰)があり、そこを駆け抜けるのですから、電車の鉄人とも言えるパワーです。逢坂山を抜け、国道一号線沿いを走り、山科からはいよいよ地下鉄へと変わり、京都市営地下鉄線へ乗り入れて太秦天神川方面へと運行します。
一日乗車券などお得な切符も販売されており、琵琶湖・京都東山・嵐山などを手軽で便利に周遊することが出来ます。また、浜大津駅付近の公共駐車場を利用した“パークアンドライド”もあり、お得に便利に環境にやさしい大津・京都観光が楽しめます。
