豆知識

みなさんは滋賀県大津市について、どんなことを知っていますか? 残念ながら、
全国的には場所すらよく分からないという方が多いのではないでしょう か?
大津市は日本一の琵琶湖の南に位置し京都・奈良・鎌倉などとならんで古都指定 を受けた街で、かつては都が置かれ、源氏物語を生み、東海道最大の宿場町でした。
一見地味でも、実は自然と歴史と文化とまちが交じり合った奥行きのある”大津市”。まだまだ知られていないその魅力を、スタッフが発掘してご紹介していきま す。
(メルマガ”e湖都通信”に連載中の”大津豆知識”を再編集し掲載しています。)
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大津市

『大津の“蜃気楼”スポット』

 

  「蜃気楼」は、密度の異なる大気の中で光が屈折し、地上や水上の物体が浮き上がって見えたり、逆さまに見えたりする現象をいいます。「蜃気楼」と聞くと、砂漠で遠くに浮かぶゆらゆらした情景をイメージされる方が多いかもしれませんが、なかなか目の当たりにすることは少ないのではないでしょうか。

 実はこの「蜃気楼」はびわ湖上で観ることができます。特に4月~6月は、極めて珍しい「上位蜃気楼」の発生率が一年の中で最も高く、絶好の観察スポットと言われているのが大津の「なぎさ公園おまつり広場」です。

   おまつり広場から望むびわ湖の景色は、前方に障害物がなく湖面や湖岸が広範囲に見渡せることから蜃気楼の観測に適しているようです。正面には、琵琶湖大橋が見え、様々な蜃気楼が確認されています。

 例えば…

  ★琵琶湖大橋がジグザグに折れ曲がって見える
  ★比良山の滑らかな稜線が途中から崖状に見える
  ★水平線に隠れて見えない陸地などが蜃気楼となって
   反転して見える
  ★坂本方面の民家や建物が横に伸び、2像に見える

 密度が異なる大気中では光が屈折するので、このように、離れた景色が実際とは違う形に見えるいう現象が起こります。国内では、他に富山県の魚津市が有名で、びわ湖の蜃気楼はまだまだ知名度が低いそうです。

 蜃気楼観察をされる際は、双眼鏡やフィールドスコープ(10倍程度)のご準備をおすすめします。肉眼で見れないこともないですが、蜃気楼の像は思っているより小さく、カメラで撮影したい場合は、望遠レンズが必須です。

 もし蜃気楼が現れなくても、まるで海のように広がるびわ湖の雄大な景色と公園の豊かな緑の中で、のんびりお散歩やお昼寝をしながら、癒しの待ち時間を過ごすのも良いですね。

 ■詳しくは:琵琶湖の蜃気楼情報ホームページ

          なぎさ公園のご紹介

      


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『大津の“蜃気楼”スポット』

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