豆知識

みなさんは滋賀県大津市について、どんなことを知っていますか? 残念ながら、
全国的には場所すらよく分からないという方が多いのではないでしょう か?
大津市は日本一の琵琶湖の南に位置し京都・奈良・鎌倉などとならんで古都指定 を受けた街で、かつては都が置かれ、源氏物語を生み、東海道最大の宿場町でした。
一見地味でも、実は自然と歴史と文化とまちが交じり合った奥行きのある”大津市”。まだまだ知られていないその魅力を、スタッフが発掘してご紹介していきま す。
(メルマガ”e湖都通信”に連載中の”大津豆知識”を再編集し掲載しています。)
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大津市

『びわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)』

 

  柳が崎湖畔公園の中にあるびわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)は1934年 (昭和9年)滋賀県下初の国際観光ホテルとして建てられました。 当時から「湖国の迎賓館」と称され、昭和天皇やヘレン・ケラー、 ジョン・ウェイン、アベベ・ビキラ、三島由紀夫、川端康成、志賀直哉、 石原裕次郎、美空ひばり・・など、多くの著名人が宿泊しました。

  鉄筋コンクリート地下1階、地上3階建ての建物は、桃山様式と呼ばれる和風の 外観と洋風の内部のデザインが特徴的で、琵琶湖の風景や社寺の多い大津の風土に うまく調和した外観を持っています。

  歌舞伎座などの建物の設計者として有名な岡田建築事務所が設計したので、 どことなく歌舞伎座に似た雰囲気なのもうなづけます。

 1998年(平成10年)琵琶湖ホテルの浜大津移転にともなって取り壊される ところを保存を望む市民の声に応えて大津市が買収するとともに、 大規模な補強・改修工事を行いました。


  建物には見どころがいくつもあります。まずは瓦。かつて大津は瓦産地として 有名であり、大津で作られた瓦が建物に用いられていました。 当初使われていた鬼瓦が玄関横に展示されているので必見です。


  現在の屋根にある鬼瓦は、大津の瓦工房で復元したものとなっています。 そして、正面玄関にあるエレベーター。1957年に設置されたもので、 停止階の表示などどことなくなつかしさのあるエレベーターです。 補修して今でも実際に使用しています。


  現在、会議室などとして使われている各部屋も、昔の客室の面影を漂わせています。

  建物の庭にはイングリッシュ・ガーデンなどがあり市民や観光客の人達にも人気スポットです。

  冬季には、びわ湖大津館前の広場と英国式庭園でイルミネーションが開催されるなど、 季節ごとのイベントも充実しているおすすめスポットです。


  ■びわ湖大津館 ホームページ


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『大津事件』

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