豆知識

みなさんは滋賀県大津市について、どんなことを知っていますか? 残念ながら、
全国的には場所すらよく分からないという方が多いのではないでしょう か?
大津市は日本一の琵琶湖の南に位置し京都・奈良・鎌倉などとならんで古都指定 を受けた街で、かつては都が置かれ、源氏物語を生み、東海道最大の宿場町でした。
一見地味でも、実は自然と歴史と文化とまちが交じり合った奥行きのある”大津市”。まだまだ知られていないその魅力を、スタッフが発掘してご紹介していきま す。
(メルマガ”e湖都通信”に連載中の”大津豆知識”を再編集し掲載しています。)
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大津市

『 大津百町館 』

大津市浜大津、丸屋町商店街の中にある『大津百町館』をご存知でしょうか?

江戸時代、東海道の宿場町として栄えた大津は、百余の町が集まり様々な物と人が行き交ったことからその賑わいぶりが“大津百町”と呼ばれ、商人たちは町家を舞台に活躍をみせました。

平成13年6月、大津の町家活用や保存などを考える場所、当時の町家文化を見学できる唯一の施設として大津百町館が誕生しました。

来館者への案内や館の管理は“大津の町家を考える会”のボランティアメンバーで運営されており、オープン以後、個人や市民グループなどによる展覧会、講演会、フォーラム、文化教室など市民や観光客の交流の場、町家やまちなかについての学習の場として活躍しています。

建物は木造2階建て、明治32年生まれ(築百年以上)の表屋造りの町家で、母屋・蔵・離れと中庭で構成されています。

入口には、古き大津の暮らしを写し出した写真や、大津百町おもしろ発見地図などの掲示物、大津のまちの模型が展示されています。

暖簾をくぐり、一歩中に足を踏み入れると、まるでタイムスリップしたかのような趣のある光景。
高い天井に太い梁、ほぼ昔のままの台所には、つるべ式井戸やおくどさんが残されており、この玄関土間を抜けると大広間が広がります。
広間の横には風情ある坪庭があり、さらにその向こうに離れが見えます。

奥に入れば入るほど、町家の特徴が随所に見られるこの空間の見応えは、表から見る印象をはるかに超えるものがあり、一度中を覗くと驚かれる方も多いと思います。

大津の町家文化継承の地で、ぜひ百年前の空気を体感してみて下さい。
※入館は無料ですが、不定休ですので事前にお問合せをして来館されるのがおすすめです。
TEL:077-527-3636(大津の町家を考える会)

 ■大津百町館ホームページ

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大津百町館

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