豆知識

みなさんは滋賀県大津市について、どんなことを知っていますか? 残念ながら、
全国的には場所すらよく分からないという方が多いのではないでしょう か?
大津市は日本一の琵琶湖の南に位置し京都・奈良・鎌倉などとならんで古都指定 を受けた街で、かつては都が置かれ、源氏物語を生み、東海道最大の宿場町でした。
一見地味でも、実は自然と歴史と文化とまちが交じり合った奥行きのある”大津市”。まだまだ知られていないその魅力を、スタッフが発掘してご紹介していきま す。
(メルマガ”e湖都通信”に連載中の”大津豆知識”を再編集し掲載しています。)
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大津市

『 大津三大祭り 「船幸祭 」』

瀬田の唐橋の近くに建つ「建部大社」は、近江一の宮といわれ、長い歴史と由緒を持つ全国屈指の古社です。

平安時代末、源頼朝が平家に捕らえられて伊豆に流される途中、建部大社に立ち寄って源氏再興の祈願をし、見事にその願が叶って以来は、武運来運の神として信仰を集めました。

建部大社では、毎年8月17日、祭神である日本武尊(やまとたけるのみこと)の海路東征の故事に基づくお祭りとして、船幸祭(せんこうさい)が催されています。

この船幸祭は、大津三大祭の一つで、8月1日のさかき立てに始まり、7日の納涼祭、15日からの献燈祭、16日の宵宮を経て、8月17日に本祭を迎えます。

17日の夕方になると、重さ1.5tもある大神輿(みこし)と子供神輿を中心とした約300人の行列が、太鼓の音やかけ声に合わせて、建部大社から瀬田川、唐橋まで威勢よく練り歩きます。

瀬田川岸に到着した神輿は、紅提灯(べにちょうちん)や、しめ縄で飾られた御座船(ござぶね)に乗せられます。
御座船の船首にある提灯には、元火が灯され、御座船は神職船や来賓船などの船を従えて、約4キロ先の南郷洗堰近くの御旅所に向かいます。

唐橋近くの岸辺では、約70カ所にかがり火を焚き幻想的な雰囲気の中、船団の帰りを待っています。
船団が帰ってくると同時に、瀬田川花火大会が始まり、夜空を彩る花火が船幸祭のフィナーレを飾ります。

大津の夏の終わりを告げる風物詩「船幸祭」。
賑やかで華やかな祭の光景と、夕闇の中の幻想的なかがり火が、夏の夜のひとときを心に刻んでくれるでしょう。

 ■参考ページ
  びわ湖大津観光協会「大津三大祭」ホームページ
  瀬田川流域観光協会「建部大社船幸祭」ホームページ


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湖国三大祭り 船幸祭

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