豆知識

みなさんは滋賀県大津市について、どんなことを知っていますか? 残念ながら、
全国的には場所すらよく分からないという方が多いのではないでしょう か?
大津市は日本一の琵琶湖の南に位置し京都・奈良・鎌倉などとならんで古都指定 を受けた街で、かつては都が置かれ、源氏物語を生み、東海道最大の宿場町でした。
一見地味でも、実は自然と歴史と文化とまちが交じり合った奥行きのある”大津市”。まだまだ知られていないその魅力を、スタッフが発掘してご紹介していきま す。
(メルマガ”e湖都通信”に連載中の”大津豆知識”を再編集し掲載しています。)
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大津市

『 江戸のにぎわいを今に伝える町家 』

近年、全国各地で歴史的な建物や古い町並みを活かしたまちづくりがさかんに行われるようになっています。

歴史的な建物がもつ価値や伝統美が注目を集め、京都を中心とした町家ブーム、古民家のリフォームなどがメディアで取り上げられる為、若い人達からも新鮮でおしゃれな空間として大変人気です。

江戸時代、大津駅から浜大津界隈の大津の町は、東海道五十三次最大の宿場町として栄え、商人たちは“町家”を舞台に、大変な活躍をみせていました。
百余の町が集まり様々な物と人が行き交ったことから、その賑わい振りは『大津百町』と表現されていました。

明治維新後も大津の港には米蔵が軒を連ね、各地から大量の米が集まった大津の米相場は、大阪・堂島とならんで全国の米の価格を左右するほどの影響力をもっていました。

明治9年には、明治政府公認の米穀取引会社・近江米商会が全国で3番目に設立され、当サイトを運営している大津商工会議所も全国で7番目に設立されています。
名古屋や京都などの大都市より先に、大津に米商会所や商工会議所が設立されたのは、物資の集散地としての地位の高さや、大津商人の意気込み・智恵が際立っていたことを証明しているのではないでしょうか。

現在、大津市ではその“賑わい”の舞台として活躍した大津の町家を活かすまちづくりが推進されています。

平成9年、「大津の町家を考える会」という市民団体が発足し、平成13年には町家体験の交流の場として約百年前の町家を使った「大津百町館」が誕生しました。

平成21年には、市の町家改修事業の第一号店として、京町一丁目の旧東海道沿いに、生花店「アミティ 」がオープン。
大津祭の曳山「月宮殿山」の保存会「月宮会」が所有し、2階は祭り囃子のけいこ場としても使われます。

 ★生花店「アミティ」ホームページ

平成22年3月には、大津の町家家屋を国の登録有形文化財に登録する動きもありますので、町家好きの皆さんは、今後も情緒あふれる大津の町家整備に期待してください!

 ★大津の町家を考える会・大津百町館ホームページ

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大津の町家

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