豆知識

みなさんは滋賀県大津市について、どんなことを知っていますか? 残念ながら、
全国的には場所すらよく分からないという方が多いのではないでしょう か?
大津市は日本一の琵琶湖の南に位置し京都・奈良・鎌倉などとならんで古都指定 を受けた街で、かつては都が置かれ、源氏物語を生み、東海道最大の宿場町でした。
一見地味でも、実は自然と歴史と文化とまちが交じり合った奥行きのある”大津市”。まだまだ知られていないその魅力を、スタッフが発掘してご紹介していきま す。
(メルマガ”e湖都通信”に連載中の”大津豆知識”を再編集し掲載しています。)
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大津市

『 湖国三大祭り「 山王祭 」 』

比叡山延暦寺の門前町として栄え、美しい街並みと史跡が数多く残る坂本。

その坂本の町が大勢の人で賑わう大津の春の風物詩、 『山王祭』が行われます。

山王祭は、大津祭、長浜曳山祭と並ぶ湖国三大祭の一つで、1300年の歴史がある日吉大社の例祭です。

毎年3月の第一日曜日に行われる神輿上げから始まり、4月15日までの1カ月半にわたって様々な祭行事が行われますが、祭の中心行事は4月12〜14日の神事です。

まず、12日に行われるのは「午の神事」。八王子山の山頂付近にある社から2基の神輿が暗闇の中、松明に導かれて、急な下り坂を転げ落ちる様に担ぎ下ろされます。その様子は迫力満点!その後神輿は東本宮の拝殿に安置されます。

翌13日には「花渡式」が行われ、烏帽子と鎧に身を固めたかわいい子供の武者や甲胄を身につけた武者らが華やかに咲いた桜並木の参道を練り歩き、坂本が華やいだ雰囲気に包まれます。「花渡」は山王祭の中で最も華麗な行事です。

夜になると、いよいよ「宵宮落とし」が行われます。松明の火に照らされた宵宮場で神輿を上下に激しく揺さぶり、陣痛の苦しみを表現した「みこし振り」が行われます。神輿が振り落とされたその瞬間が御子神誕生の時を表しているそうです。そして振り落とされた神輿を西本宮まで競って担ぎ上げる姿は、湖国随一の迫力とも言われ「けんか祭」と呼ばれるほどです。

14日の一番の見どころは、神輿を御座船に乗せて湖上を渡る行事です。琵琶湖上、唐崎沖にて、粟津の御供を奉納して夕方日吉大社へと戻ります。

そして15日には祭りが終わったことを神に報告する「酉の神事」が行われ、山と湖を舞台に繰り広げられた華やかな山王祭の全日程の終えることになります。

1300年以上の歴史がある山王祭、ここで紹介できるのはごく一部ですが、関連のホームページには写真などが掲載されており、力強い勇壮な姿と美しく華やかな姿を持ち合わせた『山王祭』の雰囲気を感じていただくことができると思います。

開花時期によっては、祭と共に満開の桜も楽しめるのでオススメです♪

 ★日吉大社「山王祭」ホームページ

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山王祭

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