豆知識

みなさんは滋賀県大津市について、どんなことを知っていますか? 残念ながら、
全国的には場所すらよく分からないという方が多いのではないでしょう か?
大津市は日本一の琵琶湖の南に位置し京都・奈良・鎌倉などとならんで古都指定 を受けた街で、かつては都が置かれ、源氏物語を生み、東海道最大の宿場町でした。
一見地味でも、実は自然と歴史と文化とまちが交じり合った奥行きのある”大津市”。まだまだ知られていないその魅力を、スタッフが発掘してご紹介していきま す。
(メルマガ”e湖都通信”に連載中の”大津豆知識”を再編集し掲載しています。)
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大津市

『 急がばまわれ 』

ことわざの「急がばまわれ」は皆さん良く知ってますよね。
急ぐ時には危険な近道より、遠くても安全な本道を通る方が結局は 早く着く。着実な方法を取りなさいという意味のことわざですね。

この「急がばまわれ」実は琵琶湖で出来た言葉なんです!

東海道の草津宿から大津宿を抜けて京都へ向かうには、ルートが2種類あったそうです。

ひとつは、草津の矢橋から大津の石場まで琵琶湖を横断する船のルート、(約6km) もうひとつは、瀬田の唐橋を経由して琵琶湖をぐるっとまわっていく陸路(約12km)です。

琵琶湖を横断する海路のほうが瀬田の唐橋経由の陸路よりも近くて速かったのですが、比叡山から吹き下ろす突風、比叡おろしにより舟が転覆したり、すすまなかったりと危険な事が多かったみたいです。

このことを室町時代の連歌師宗長が

「もののふの 矢橋の船は速けれど 急がば回れ 瀬田の長橋」
と詠んだのが起こりなんだそうです。

ちなみに「もののふ」は武士のことを表しています。

普段、何気に良く聞いていたことわざの語源に、まさか琵琶湖と大津が関連していたとは想像も付きませんでした。

ことわざの語源も色々調べてみると面白い発見が沢山ありそうですね!

  ■ブログ小舟入の常夜灯
    → http://blog.e510.jp/2009/02/post_147.html

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急がば回れ

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