豆知識

みなさんは滋賀県大津市について、どんなことを知っていますか? 残念ながら、
全国的には場所すらよく分からないという方が多いのではないでしょう か?
大津市は日本一の琵琶湖の南に位置し京都・奈良・鎌倉などとならんで古都指定 を受けた街で、かつては都が置かれ、源氏物語を生み、東海道最大の宿場町でした。
一見地味でも、実は自然と歴史と文化とまちが交じり合った奥行きのある”大津市”。まだまだ知られていないその魅力を、スタッフが発掘してご紹介していきま す。
(メルマガ”e湖都通信”に連載中の”大津豆知識”を再編集し掲載しています。)
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大津市

『 日本一のかるたの祭典!近江神宮かるた祭 』

お正月に家や学校の行事などで皆さん”かるた”を楽しまれた事はありますよね!

百人一首の巻頭の一首に、

「秋の田のかりほの庵のとまをあらみわが衣手は露にぬれつつ」とあります。

天智天皇が詠んだ歌として、多くの人が知っている有名な歌です。

大化の改新を行い、近江大津宮に遷都した天智天皇ゆかりの神社、近江神宮は「かるたの殿堂」と称され、毎年1月初旬の土・日曜に「近江神宮かるた祭」が開催されます。

老若男女約300人が全国から大津に集い、7部門のトーナメントでかるた取り日本一の座を競うこのかるた大会はテレビなどでも放映され全国的にも有名です。

初日に競技かるた名人位・クイーン位決定戦が開かれます。翌日には袿袴(うちきはかま)や狩衣(かりぎぬ)などの時代衣装に身を包み、「かるた開きの儀」が華やかに行われ、その後「高松宮賜杯・近江神宮全国歌かるた大会」が開催されます。

競技かるたは、小倉百人一首を用いて、全日本かるた協会が定めた規則に則って行い現在では、小学生から高齢者まで、また性別を問わず幅広く行われています。

一般的なイメージである文化活動や伝統文化という側面よりも、近年はTシャツにジャージで行うスタイルや、瞬発力・記憶力が必要とされることからマインドスポーツとして取り組まれているようです。

上の句が読み上げられると、しんとした会場に、素早い瞬発力で眼にもとまらぬスピードで手が動き、かるたを弾く大きな音が会場に響き上がって、その迫力に観客の方は圧倒されるそうです。

皆さんも目の前で繰り広げられる競技かるたの迫力を体験されてみてはいかがでしょうか!

境内では、百人一首にゆかりの神社を思わせる、石碑やカルタの展示がみられますよ。

  ■近江神宮
    → http://oumijingu.org/

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近江神宮かるた祭

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