豆知識

みなさんは滋賀県大津市について、どんなことを知っていますか? 残念ながら、
全国的には場所すらよく分からないという方が多いのではないでしょう か?
大津市は日本一の琵琶湖の南に位置し京都・奈良・鎌倉などとならんで古都指定 を受けた街で、かつては都が置かれ、源氏物語を生み、東海道最大の宿場町でした。
一見地味でも、実は自然と歴史と文化とまちが交じり合った奥行きのある”大津市”。まだまだ知られていないその魅力を、スタッフが発掘してご紹介していきま す。
(メルマガ”e湖都通信”に連載中の”大津豆知識”を再編集し掲載しています。)
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大津市

『大津で最初の都「志賀高穴穂宮」 』

 大津市の穴太(あのう)1丁目に、「高穴穂神社」(たかあなほじんじゃ)という神社があります。この神社の言い伝えによると、この地には、今から約2000年前、第12代景行天皇、第13代成務天皇、第14代仲哀天皇の3帝の都 「志賀高穴穂宮」(しがのたかあなほのみや)がこの地にあったと言われています。

 志賀高穴穂宮は、大津で最初の都と伝えられており、『古事記』には、「若帯日子天皇、近つ淡海の志賀の高穴穂宮に坐しまして、天の下治らしめしき」と残されています。

 現在の高穴穂神社の社殿や、その西の住宅の中が内裏のあった跡などと言われていますが、残念ながら真偽は定かではありません。

 高穴穂神社の拝殿、本殿の西側を100m程進んだ京阪電車線路近くに、高穴穂宮跡の石碑がありますが、その遺構は発見されていないそうです。山側には古墳があり、7世紀頃までの住居跡や白鳳期の瓦断片が見つかり、穴太廃寺と名付けられています。

 天智天皇の近江(大津)宮よりもっと前に、大津に都があったかもしれないと思うと、なんだかワクワクするお話ですね。

 




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大津で最初の都「志賀高穴穂宮」

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