豆知識

みなさんは滋賀県大津市について、どんなことを知っていますか? 残念ながら、
全国的には場所すらよく分からないという方が多いのではないでしょう か?
大津市は日本一の琵琶湖の南に位置し京都・奈良・鎌倉などとならんで古都指定 を受けた街で、かつては都が置かれ、源氏物語を生み、東海道最大の宿場町でした。
一見地味でも、実は自然と歴史と文化とまちが交じり合った奥行きのある”大津市”。まだまだ知られていないその魅力を、スタッフが発掘してご紹介していきま す。
(メルマガ”e湖都通信”に連載中の”大津豆知識”を再編集し掲載しています。)
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大津市

『「錦織」姓、発祥の地 大津 』

 日本全国で約1万人ほど居るとされる苗字「錦織」。読み方は「にしごり」「にしこり」「にしこおり」「にしきおり」など様々あります。有名人では、テニス選手の錦織圭さんや、少年隊の錦織一清さんなどが有名です。

 島根県、千葉県、東京都などに多いとされる苗字「錦織」ですが、実は、この苗字の発祥は滋賀県大津市だと言われています。

 「錦織」という姓は、字の通り「錦」の「織物」に携わった人達を示すとされ、今から1400年前に中国から「錦を織る」職人たちが、近江国滋賀郡錦織郷(現・現大津市滋賀里~浜大津付近)に来日し、この技術者たちの名前と、彼らの住む場所を「にしこおり」と呼ぶようになったことが始まりとされ、今も大津市錦織町として地名に残っています。

 当時はすべて「にしこおり」という呼び名だったそうですが、滋賀県にいた武将が島根県に移った際、「錦織」姓の配下が一緒に移住し、その配下が、島根で次第に「お」を取った「にしこり」と呼ばれるようになったそうです。

 そして、島根県に住んでいた「にしこおり」姓の方が関東に移り住んだ際に「にしきおり」と呼ばれるようになりました。

 このようにして、大津市の錦織から全国に「錦織」姓が様々な呼び名で広まったことで、現在の「にしこり」や「にしきおり」などの名前につながっているそうです。

 




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「錦織」姓、発祥の地 大津

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