豆知識

みなさんは滋賀県大津市について、どんなことを知っていますか? 残念ながら、
全国的には場所すらよく分からないという方が多いのではないでしょう か?
大津市は日本一の琵琶湖の南に位置し京都・奈良・鎌倉などとならんで古都指定 を受けた街で、かつては都が置かれ、源氏物語を生み、東海道最大の宿場町でした。
一見地味でも、実は自然と歴史と文化とまちが交じり合った奥行きのある”大津市”。まだまだ知られていないその魅力を、スタッフが発掘してご紹介していきま す。
(メルマガ”e湖都通信”に連載中の”大津豆知識”を再編集し掲載しています。)
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大津市

『京阪にあった幻の駅たち 』

大津市の市街地を走る、京阪石山坂本線。京津線と合わせて「大津線」と総称されるこの電車は、昔ながらの路面電車として、大津市の市街地を縦断しており、市民や来訪者にとっては欠かせない交通機関です。最近では、おでん電車やビール電車など、一風変わったイベントが人気を集めています。他にも、季節ごとのラッピング電車が走行され、多くの方が京阪電車の写真を撮りに訪れています。

私たちにとって馴染み深い京阪電車の駅は、坂本ケーブルカーの乗り換え地点である、坂本駅から石山寺までで合計21駅あります。始発から終着駅まで約32分の旅。 今では当たり前のように21駅を往復する京阪電車ですが、実は廃駅になった駅がいくつかあります。

現在の京阪石山坂本線は坂本駅から始まり…
松ノ馬場―穴太―滋賀里―南滋賀―近江神宮前―皇子山―別所―三井寺―浜大津―島ノ関―石場―京阪膳所― 錦―膳所本町―中ノ庄―瓦ヶ浜―粟津―京阪石山―唐橋前―石山寺で終着ですが、

昔は、坂本から始まり…
松ノ馬場―穴太―滋賀里―南滋賀―近江神宮前【旧 錦織 にしごおり】―【漣 さざなみ】―皇子山【旧 山上 やまがみ】―別所【旧 兵営前 へいえいまえ】―三井寺―【川口 かわぐち】―浜大津―【大橋掘 おおはしぼり】―【紺屋ヶ関 こんやがせき】―島ノ関―石場―京阪膳所―錦―膳所本町―中ノ庄―瓦ヶ浜―粟津―京阪石山―唐橋前―石山寺【旧 蛍谷駅 ほたるだに】で終着する、25駅ありました。

駅そのものが無くなったり、移転して名称が変わったものなど、25駅全部が同時に存在していたかは定かではないのですが、その経緯は様々であり、大津の街並みを歩いてみると、今もその名残が見られます。

例えば、京阪島の関駅から坂本方面へ歩いた、「島の関西」交差点にある踏切は、よく見ると「紺屋ヶ関」という踏切名が付いています。他にも、近江神宮の近くには「漣」という踏切もあるそうです。

踏切1つ1つにも意味があり、大津の歴史を感じさせてる京阪電車。これからも、変わることなく走り続けて欲しいですね。

 




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『京阪にあった幻の駅たち

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