豆知識

みなさんは滋賀県大津市について、どんなことを知っていますか? 残念ながら、
全国的には場所すらよく分からないという方が多いのではないでしょう か?
大津市は日本一の琵琶湖の南に位置し京都・奈良・鎌倉などとならんで古都指定 を受けた街で、かつては都が置かれ、源氏物語を生み、東海道最大の宿場町でした。
一見地味でも、実は自然と歴史と文化とまちが交じり合った奥行きのある”大津市”。まだまだ知られていないその魅力を、スタッフが発掘してご紹介していきま す。
(メルマガ”e湖都通信”に連載中の”大津豆知識”を再編集し掲載しています。)
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大津市

『 琵琶湖から流れでるたった1本の川「瀬田川(せたがわ)」 』

日本一の湖「琵琶湖」には119本の一級河川が流れ込んでいます。それに対して、琵琶湖から出ていくたった1本の川!それが「瀬田川(せたがわ)」です。

大きな琵琶湖へ119本の一級河川が流れ込むのに対して、流れ出る河川はたったの1本。瀬田川は琵琶湖にとって、とても重要な河川なんです。

瀬田川の河口付近は降雨の状態によっては氾濫しやすい地形となっています。そのため、瀬田川の流れをスムーズにすることが、洪水被害に苦しむ琵琶湖流域の人々の切実な願いでした。

1200年もの昔からたくさんの人々が川浚えに取り組んできましたが、今もその努力は続けられています。

琵琶湖と大阪湾を繋ぐ淀川水系の要の川として、琵琶湖流域だけでなく下流域も含めた河川管理が望まれています。

瀬田川は、京都府に入るあたりで宇治川(うじがわ)へと名前を変え、さらに京都府と大阪府の境界付近、大山崎町で桂川・木津川と合流して淀川となり、大阪市で大阪湾へと注ぎます。 琵琶湖の唯一の自然状態での排水河川ということになります。

また瀬田川にかかる「瀬田の唐橋」は、近江八景の一つ【瀬田の夕照】として、有名な橋で、全長は260m、古くはなんと!日本書紀にも登場するほどです。

「瀬田川遊覧舟」といって瀬田川の流れにのって、ゆったりと楽しむ舟遊びも人気があります。 舟から眺める石山寺をはじめとした名所の数々や、折々の季節の表情を、食事をいただきながら楽しむことができるそうです。

その他、ラフティングやクルージングを楽しむこともでき、これからの季節はたくさんの人たちがレジャーを楽しみに瀬田川へやってきます。 「朝日レガッタ」が開催される琵琶湖漕艇場もあり、大学の熱心なクルー達が練習にいそしんでいる姿もご覧いただけます♪

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