豆知識

みなさんは滋賀県大津市について、どんなことを知っていますか? 残念ながら、
全国的には場所すらよく分からないという方が多いのではないでしょう か?
大津市は日本一の琵琶湖の南に位置し京都・奈良・鎌倉などとならんで古都指定 を受けた街で、かつては都が置かれ、源氏物語を生み、東海道最大の宿場町でした。
一見地味でも、実は自然と歴史と文化とまちが交じり合った奥行きのある”大津市”。まだまだ知られていないその魅力を、スタッフが発掘してご紹介していきま す。
(メルマガ”e湖都通信”に連載中の”大津豆知識”を再編集し掲載しています。)
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大津市

『大津の歴史〜その3(平安時代)』

今回は、お隣の京都が栄えた平安時代の出来事に目を向けてみます。

794年平安京(京都)に都が移りました。都がお隣の京都に移ったことから、大津は平 安京の外港として再び栄え、東国や北国へ向かう人や物が行き交いました。唐崎や石 山寺が信仰をかねた名所としても賑わったそうです。

石山寺は京都の清水寺、奈良の長谷寺とともに三観音の一つとして、多くの人々の信 仰を集めており、宇多法皇をはじめ藤原道長など皇族、貴族の参詣も数多く、紫式部 もその一人でした。そして、石山寺は、紫式部が源氏物語の構想を得た場所として、 現在に語り継がれています。

参考:石山観光協会・源氏物語

また、大津市坂本生まれの最澄が天台宗を開き、比叡山で創建したお寺が”延暦寺”と 呼ばれるようになったのもこの時代。延暦寺は比叡山全域を境内とし日本仏教の代表 的な聖地として、世界遺産にも登録されています。

参考:天台宗の歴史

京に都をおいた平安時代は約400年間。滋賀に都があったのは5年・・・。話題 を京都に取られてしまうのも仕方がない事かも知れませんね・・。 滋賀にも立派な寺がたくさんあり、延暦寺も大津にあるのですが、やっぱり皆さん京都のイメージが強いようです。

11世紀後期(約1000前)から、お隣の京都では内乱の時代でした。その後、 1192年源頼朝によって鎌倉幕府が開かれ、約400年間続いた平安時代は幕を閉じました。

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